第4回市民講座札幌山の上病院リハビリテーションセミナーが、10月6日山の手会館において開催されました。
「がんのリハビリテーション~がん患者さんがリハビリで元気に日常生活をおくる~」をテーマに、佐々木文章院長に講演をしていただきました。
がんの治療とリハビリテーションとは、どのような関係があるのかと思われるでしょうが、がん治療によって生じた筋力や体力の低下、手術の後に起こるむくみ、嚥下や発声障害等様々な障害に対してリハビリテーションが有効であるという事でした。
その後、理学療法士須貝恵理より当院でのがんリハビリテーションについて事例をもとにお話しさせていただき、最後に参加者の方々に毎日簡単にできる運動を紹介させていただきました。がん治療を受けた後も、患者様の豊かな生活の一助となる事が、当院のリハビリテーションの役割であると感じることができたセミナーでした。